国産の料理道具・厨房機器のお店 “つきじ常陸屋” | ブログ
国産の料理道具・厨房機器のお店 “つきじ常陸屋” | 東京・築地にある料理道具店です。家庭用キッチン用品からプロ用品、業務用厨房機器などを取り扱っています。
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10月23日霜降

10月23日霜降

みなさまこんにちは。

朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりました。

東京はここ一週間雨ばかり。

本日は台風の影響でそんなに寒くありません。

日が短くなり朝晩の冷え込みが厳しくなるこ今頃を、

霜降(そうこう・10月23日~11月6日まで)といいます。

 

寒いと鍋や煮物が恋しくなります。

おいしく仕上げるには出汁はとても大切ですね。

私は2か月前から使い始めた鰹節削器で、

やっと上手に鰹節を削れるようになりました。

コツは鉋の刃を指で触れても引っかかって止まらない程度の出具合。

そして、鰹節が乾燥し過ぎてないことです。

最初袋から出した鰹節は非常に硬く、削るのにスピードがいります。

乾燥し過ぎるとオガクズのようにポロポロになります。

 

乾燥し過ぎたら、キャベツを巻いてラップをして一晩冷蔵庫に入れると良いです。

(板前さんに聞いた話です)

それを何回か繰り返すうちに程よい硬さになり、ユックリと削れるようになりました。

ぜひ、削りたての鰹節で出汁をとってみてください。

 

削りたての鰹節も口に入れると、すぐにほどけて、とーっても美味しいですよ。

この時期から恋しくなる湯豆腐にも食べるときのせると、

美味しさ何倍にもなりますから!

 

そうそう、新米もいまおいしいですよね、

炊きたてごはんに削りたての鰹節とおしょうゆ、

うーん、たまりません!!

 

常陸屋店頭には数種類のかつお節削り器をそろえてます。

ぜひ店頭でご覧くださいませー。

みなさまのお越しをおまちしております!!

秋が深まりゆくころ「寒露」

秋が深まりゆくころ「寒露」

 

こんにちは。

「秋の日はつるべ落とし」のことばどおり、

あっという間に暗くなるようになりました。

 

さて、二十四節気では10月8日から寒露となります。

朝夕の露が冷たくかんじられ、夏鳥が去り、冬鳥が飛来しはじめる頃です。

日がさしている時間はまだ暖かいのですが、朝晩は肌寒くなってきました。

 

また「菊花開」菊の花が咲きはじめるころで、

菊まつりや品評会が各地で行われます。

浅草・浅草寺の境内でも

毎年10月中旬から11月中旬に菊花展が催されています。

 

五節句の一つ「重陽の節句」は旧暦の9月9日で、

新暦では10月の中頃にあたります。

別名「菊の節句」ともよばれ、菊酒をのんだり、菊湯や菊枕など

菊を用いて無病息災や長寿を願います。

 

こちらは常陸屋の菊、職人さんが一つ一つ手作りしている抜型です。

真鍮の板を曲げて作っており、とても丈夫で長持ち、ご長寿です。

サイズも豊富にとりそろえており、

秋にはイチョウや紅葉などの抜型も人気です。

いつもの食卓にさりげなく季節を添えてみるのもいいですよ。

 

 

食用の菊も秋がおいしい時期です。

一年じゅう出回っていますが、旬のものは香りがちがいます。

美しい色と香り、シャキシャキとした歯ざわりは何ともいえません。

酢の物やおひたし、ご飯にまぜたりして味わってみてはいかがでしょう。

 

 

「菊ごはん」

炊いたごはんに、

酢をくわえた湯でさっと湯がいた菊の花、三つ葉と塩をいれてまぜこみました。

ゴマをくわえてもいいですし、

大根の葉や春菊をきざんだものをいれてみても。

菊の香りと食感がたのしめる季節のごはんです。

 

掲載のご報告

掲載のご報告

昨日は、10月だというのに半袖に冷房だったかと思えば

今日は一気に長袖の気温になりました。
だんだんと秋が深まります。
草むらから虫の声が聞こえると、なんだかホッとしますね。
最近、様々な媒体で、つきじ常陸屋を紹介していただきました。
ぜひ、まち歩きの参考にしていただき、東京を楽しんでくださいね。
  • 中央区観光情報サイト

築地のある東京都中央区の観光情報サイトに

掲載していただきました。
中央区といえば、銀座、丸の内などのイメージですが
穴場スポットもたくさんありますよ。
  • 日本テレビ ニュースエブリー
2017年9月14日(木)16時台の特集で、

その道の達人が教えます!隠れた東京の“名所”

今、その道の達人が独自の目線で案内する「街歩きツアー」が
密かな人気を呼んでいる。
料理研究家くしもとちあきさんの築地ツアーは、
魚市場ではなく「パン」がテーマ。
プロがオススメの隠れたスポットを案内していく。
さらに都市計画が専門の大学講師、松本泰生さんは、
その道の達人ならではの驚きの“名所”に案内する。
という興味深い内容で、
くしもとさんのツアーでお立ち寄りいただきました。
  • ANA T&L

また、ANAの美しいCAさんたちにもご紹介いただきました。

暑さ寒さも彼岸まで!「秋分」

暑さ寒さも彼岸まで!「秋分」

こんにちは。

9月も半ばを過ぎ、涼しくなったかと思えば、

また30℃近い日が続いたり、

みなさま体調は崩されていませんか?

 

さて9月23日からは

二十四節気の「秋分」に変わります。

昼と夜の長さがほぼ同じになり、

この日を境に日の出が遅く、日の入りが早くなり

「秋の夜長」になっていきます。

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り

秋分の日を境に暑さも和らぎ、

秋の気配も深まってきます。

 

秋と言えば何と言っても読書、ではなく

〝食欲の秋〟(笑).。

様々な秋の味覚がありますが、

一年中出回っている〝里芋〟も

秋から旬を迎える食材のひとつです。

9月~11月に収穫される里芋が一番美味しいそうです。

 

里芋は栄養価が高く、免疫力を高め、

ガン予防、高血圧予防、老化防止に

効果があると言われています。

カロリーもじゃがいもやサツマイモに比べ

半分程度と低く、とても優秀な食材です。

 

今回はせっかくの旬の素材の味をいかす為に

蒸しただけの簡単でお手軽な料理

〝きぬかつぎ〟を作りました。

 

〝きぬかつぎ〟の名前の由来は

昔、身分の高い女性が外出する際に、顔を隠す為に

着物を一枚被って外出した様子「衣被ぎ(きぬかづき)」が

皮を剥かずに蒸した里芋に似てるところからついたそうです。

 

里芋(小芋がおすすめ)を水が綺麗になるまでよく洗い、

お尻の固い方を切り落とし、

真ん中くらいにぐるっと切れ込みを入れて蒸します。

竹串がすっと刺されば蒸し上がり。

切れ目が入ってるのでツルンとむけます。

甘味噌をつけて出来上がり。シンプルに塩もとっても美味です。

おつまみの一品にいかがですか?

栄養豊富でヘルシーなのでオヤツにもいいですね。

小芋の出回る今時期にぜひお試しください!