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国産の料理道具・厨房機器のお店 “つきじ常陸屋” | 東京・築地にある料理道具店です。家庭用キッチン用品からプロ用品、業務用厨房機器などを取り扱っています。
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6月6日「芒種」、6月11日「入梅」と包丁研ぎ

6月6日「芒種」、6月11日「入梅」と包丁研ぎ

こんにちは、研ぎ師です。

今回も包丁研ぎのはなしです。

 

暑かったり、涼しかったり、

なんだか不安定なお天気が続きますね。

春から夏に変わりゆくこの時期は、

体調も不安定になりがちです。

 

6月6日は、二十四節気では「芒種」と言い、

芒とは、稲・麦などの穀物の実の先端にある

針状の突起のことを芒(のぎ)と言うのですが、

稲・麦など芒をもつ穀物の種をまく時期の事。

 

そして「入梅」の6月11日は、梅の実が黄色く色付き、

梅雨に入る頃を示します。

今年は、各地で例年より大幅に早い

梅雨入りとなりましたね。

 

こんな時期こそ、よく切れる包丁で気持ちよくお料理して、

おいしいものを食べて元気に過ごしたいもの。

 

皆さんは、三徳包丁でキャベツを半分に切ったとき、

切り終わる手前で中心がずれて、

きれいに半分にならなかった事がありませんか。

左右同じように研ぎをしていないと、

刃が中心よりずれてしまっているので、

まっすぐ切ったつもりでも、

芯の硬い所に刃が入ったときに曲って切れてしまいます。

大きな物を真っ二つに切る包丁は、

左右対称になるように、

左右それぞれ同じ時間をかけて研いでください。

いい陽気と雨の「小満」

いい陽気と雨の「小満」

 

こんにちは。

浅草は三社祭が終わったばかり。

町はなんだかシュンとしたかんじです。

 

5・6月は多くの神社でお祭りがあり、

縁日や御神輿の渡御でにぎやかです。

 

 

さて、5月21日~6月5日ごろまでは

「小満(しょうまん)」となります。

 

あまり聞きなれない二十四節気、

陽気がよくなり、万物の成長する気が

しだいに長じて天地に満ちはじめること

から小満といわれています。

 

麦は収穫の時期を迎え、田植えの準備が

忙しくなるころです。

天気がいいので、運動会やイベントごとも

多いですよね。

 

また「走り梅雨」といい、

5月中旬~下旬頃は本格的な梅雨に

入る前に天気がぐずつきます。

通常であれば走り梅雨の後は晴天となり、

その後に本格的な梅雨となります。

 

そんなじめっとした時期をむかえるのに

おすすめしたいのは、

高安桐工芸の秋田県産・桐のまな板。

 

秋田県産の良質な桐無垢材をつかって

いるので、輸入材のように薬剤処理を

しておらず安全安心。

 

桐のまな板は、とても軽くて柔らかい

ので刃のあたりが優しく、手にかかる

負担も少ないです。

水切れがよいので乾きが早く、

衛生的に保てるのもいいところです。

 

日本で育ったものは、日本の風土に

あっているんだなと思ったりします。

残念ながら、国産の桐は減少の一途

たどっているそうです。

 

 

 

こちらのミニサイズは、

トマトやキュウリなど小さめの野菜を

切ったり、薬味を刻むのに便利。

パンを切るのにもいい大きさです。

 

 

木のぬくもりがステキなので、

トーストやサンドイッチをのせて

お皿のようにするのもいいですよ。

 

高安桐工芸さんでは、

削り直しのメンテナンスをしてくれる

ので、安心して長く使っていけます。

 

 

サイズは大・中・小・ミニとあります。

桐のトレーもありますよ。

ぜひ、手に取って軽さを実感してみて

ください。

 

みなさまのお越しをお待ちしています!

夏の始まり「立夏」

夏の始まり「立夏」

こんにちは。

春を通り越して夏のような日が

続いてますね。

花粉もひと段落し、お出かけの楽しい

季節が来ました。

 

今年は桜の開花も早かったですが

例年だとゴールデンウィークが見頃の

藤の花が過去最速の開花だったそうです。

 

私も先週見てきましたが大藤棚が

素晴らしかったです。

 

さて5月5日からは二十四節気で

「立夏」になります。

立夏は「この日から夏が始まる」

という意味があり、

今年は「小満」の前日5月20日までが

「立夏」で、「立秋」の前までが

「夏」になります。

 

また二十四節気のほかに雑節の一つ

「八十八夜」があります。

八十八夜は春から夏に移る節目の日で

立春から数えて88日目の

毎年5月2日頃がこの日にあたります。

 

八十八夜といえば

「夏も近づく八十八夜♪」の

「茶摘み」ですね。

この歌で八十八夜と言えば茶摘みが

定着しましたが実際には茶摘みの

時期は産地やその年の気候で

異なるそうです。

美味しい一番茶の新茶が

楽しめるのがこの時期です。

 

ここで今浅草店で大人気の商品を

ご紹介します!

皆さま「油はねガード」って

ご存知ですか?

 

その名の通り調理中の油はねを防いで

くれる優れもの。

天ぷらやフライはもちろん、

お肉を焼くときフタをすると

しんなりしがちですが、

これを使えば油はねは防ぐけど

蒸気は逃してくれるので、

表面がカリッとおいしく仕上がります。

サイズは28㎝のフライパンでも

しっかり覆ってくれるサイズです。

 

揚げ物中の油はねの恐怖も軽減!

調理台回りのお掃除もラクになります!

 

もっと早くに知りたかった~ってくらい

とっても便利でオススメです。

 

GWが終わると5月18日から

浅草は「江戸三大祭」の一つ

「三社祭」が始まります。

多くの人で賑わう活気のあるお祭りです。

ぜひ浅草にお越しくださいませ。

 

4月20日 穀雨と包丁研ぎ

4月20日 穀雨と包丁研ぎ

 こんにちは。

研ぎ師の佐藤です。

穀雨とは、

春の終わりころに降る

穀物の成長を助ける雨のことです。

風も気持ちよく

いい季節になってきました。

.今回は包丁研ぎについてお話します。

私が基本に使う砥石は、250番・600番・1000番・4000番・8000番と

この順で使用します。

砥石は必ず水につけて、泡が出なくなるまで待ちます。

過程で包丁を研ぐ場合は、中砥1000番があれば十分。

 

三日月のような形になってしまった包丁の

研ぎの依頼がくることがあります。

包丁を研ぐ際は、

必ず先端も削らなけばならないのですが、

そうしないで研ぎを繰り返すと、

先端部が大きく残って、

刃の半ば辺りのみが減っていき

三日月の様になってしまいます。

 

先端の尖った形の包丁は

先端を少し削って

形を整えてやらないといけません。

少しずつ短くなっていきますが、

そうすることで、

包丁の元の形のバランスを保つことができます。

 

四角い包丁(菜切包丁・蛸引き

包丁・関東型薄刃包丁など)は、

先端を削る必要がないので

基本的に短くなっていくことはありません。

 

草木が芽生える「晴明」

草木が芽生える「晴明」

 

 

こんにちは。

 

暖かいというより暑い日と、

寒の戻りをくりかえしている

この頃ですね。

天気が目まぐるしく変わるのは

春らしくもあります。

 

さて、二十四節気では4月5日から19日

ごろまで「清明」となります。

清明とは、万物が清らかで

いきいきとした様子をあらわす

「清浄名潔」(せいじょうめいけつ)と

いう言葉を訳した晩春をあらわす

季語です。

 

東京はすでに桜は散ってしまいましたが、

かわりに木々の緑が日に日にこくなって

います。

ツバメが飛来するのも今の季節。

公園や街角であざやかな花を見かける

ことがふえました。

 

 

4月は生活が大きく変わるじきですね。

1人暮らしをはじめるかた、

進学でお弁当がはじまるかたなど

いらっしゃるかと思います。

 

今回は、新生活におすすめな料理道具を

ご紹介したいと思います。

 

 

こちらは快速ピーラー、千切り・ツマ切り

とスライサー。

料理の準備にとても役立ってくれます。

 

 

千切り用のスライサーなら太さが

まちまちになることなく手早く

仕上げられます。

キンピラやサラダの下ごしらえも

あっというま。

 

スライサーはキャベツの千切り、

玉ねぎのスライスが簡単にできます。

今の時期でしたら、

初カツオに新玉ねぎのスライスを

そえるのがいいですね。

 

ピーラーは皮をむくのはもちろんですが、

にんじんはそのままむきづつけ、

オリーブオイル・酢・塩とあえれば

簡単マリネになります。

粒マスタードを加えてもおいしいですよ。

 

 

 

新じゃがの横にある茶色いのは、

常陸屋オリジナルの8の字たわしです。

たわしを真ん中でねじって8の字に

しています。

くびれているので持ちやすく、

野菜の泥をおとすのにもってこい。

ごぼうは栄養をおとしすぎることも

ありません。

 

金具が表にでていないので、

フライパンなど洗うときも

傷つける心配もありません。

 

ミニやスリムなどその他にも

いろいろなたわしを用意しています。

 

 

 

時間のあるときに作り置きをしておけば、

忙しい日のご飯やお弁当の準備も

少し楽になりますよ。

 

ぜひ、便利な道具で料理をラクに楽しく!

 

 

ことしはちょっと寒い「春分の日」

ことしはちょっと寒い「春分の日」

みなさまこんにちは。

今日の東京は冷たい雨が降っていて、

冬にまた戻ったような寒さです。

先週のあたたかさで

桜も開花しはじめたのですが

桜も今日は身震いしているかもしれません。

 

さて、今日3月21日は「春分の日」。

昼と夜の時間の長さが同じになる日で、

9月の秋のお彼岸「秋分の日」から半年がたちました。

 

お墓参りにはあいにくのお天気ですが、

「暑さ寒さも彼岸まで」、

毎年ほんとだなあと実感するのですが、

これからあたたかくなることでしょう。

 

わたしは春分の日が過ぎて、

昼の長さが長くなっていく感じが

とっても好きです。

春の芽吹く感じや、

春の匂い、そして暖かな陽気に

気持ちも上向きになる気がします。

 

菜の花の黄色に心躍りますが、

食べるのもだいすき。

ごまあえにして、いただきました。

あざやかな緑に、お花の黄色、

きれいにゆであがりました。

毎度、盆ざるが水切りにも

活躍しております!

 

常陸屋の人気商品

「片口すりばち」でごまをすりすり。

香りも舌触りもやっぱり

これがいちばん!

 

春の味覚にこころもおなかも

満たされます。

 

春の築地、浅草とも雨にもかかわらず

全国からのお客さまで賑わっています。

 

桜が見ごろを迎えるころには

海外からのお客さまも

さらに増えそうです。

 

春の新生活にも、ギフトにも

よさそうな道具をご用意して、

みなさまのお越しを

お待ちしておりまーす!!

雪解けがはじまる「雨水」

雪解けがはじまる「雨水」

こんにちは。

 

連日冬の五輪を観戦しているせいか、

スキーにスケート、雪、雪、風、

まだまだ冬真っ盛りな気持ちになります。

ですが、暦の上では春を迎えているんです

よね。

 

さて、二十四節気では2月19日から

「雨水(うすい)」となります。

 

降る雪が雨へと変わり、

野山の雪がゆっくり溶けだします。

草木が芽生えるころで、昔から

農作業の準備を始める目安とされて

きたそうです。

 

この時期には桃の節句がありますね。

古くは人形を川や海に流し、心身を

祓い清める習わしがありましたが、

室町時代以降、女子の成長とご縁を願い、

皇族の婚礼のしきたりに従って作られた

ひな飾りを飾るようになりました。

 

おひな様を飾る時期ですが、

桃の節句は水にまつわる行事なので、

雨水、遅くても3月3日の一週間前までに

飾るのがいいそうです。

地方によって違うようですが、

良縁に恵まれると言われているそうです。

片付ける時期は、3月の中旬ごろ

(啓蟄の間)を目安にしまうのが吉と

されています。

 

※啓蟄(けいちつ)は二十四節気で

雨水の次の時期です。

 

ひな祭りを祝う料理には、ちらし寿司や

ハマグリのお吸い物、甘酒などありますね。

 

常陸屋では、ひな祭りを祝うための道具を

ご用意してます。

 

 

こちらは、おいしい酢飯をつくるのに

欠かせない飯台。

適度に水分を吸ってくれるので、

ご飯がべちゃつかず、しっとりとした

状態に保ってくれます。

選ぶ際は具材を混ぜ合わせることも

考慮して、炊くご飯の合よりも

一回り大きいものがいいですよ。

 

 

こちらのレシピには、いろいろなお寿司が

紹介されていておもしろいですよ。

 

雨水は草木が芽生えだすころです。

旬の食材も、フキノトウやウルイ、ウド

などの春の息吹を感じさせるものが

多いですね。

 

スーパーにも春の食材コーナーが

できていましたので、さっそく二品

つくってみました。

 

まずはウドとワカメとタコの酢の物。

ワカメは塩蔵や乾燥など通年でまわって

いますが、生のものは春限定の味覚です。

 

もう一品は菜の花と桜エビと油揚げの

まぜご飯です。

菜の花のほろ苦さがアクセントに。

 

 

いまは四季を問わず食材が手にいれやすい

ですが、この季節でなければ味わえないも

のも楽しみたいですね。

 

「春が始まる日」立春

「春が始まる日」立春

こんにちは。

今年もはや1ヶ月が過ぎましたが

いかがお過ごしですか?

インフルエンザが猛威を振るい、

北陸では記録的な豪雪、

東京でも30センチ越えの大雪。

体調を崩されてる方も多いのでは

ないでしょうか。

これほど春が待ち遠しい年はないですね。

 

さて2月4日からは二十四節気の

「立春」です。

 

立春とは

・春が始まる日

・春の気配を感じられるころ

・冬と春の別れ目

 

二十四節気が中国で作られたもので

日本の四季とはズレがあるので

春が始まる日、と言われてもこんなに

寒くてはピンときませんよね。

 

立春の前日は「節分」です。

でも本当は立春、立夏、立秋、立冬の前日

の年4回あるんです。

立春は二十四節気の1番目で

1年の始め(正月)のような意味を持っていた

ので2月の節分は重要視されてたのですね。

 

節分といえば「恵方巻き」

歳神様のいる恵方に向いて太巻きを

切らずに無言で食べる風習ですが

ここ数年はスーパーやコンビニの

競争もすごいですね。

 

私は今年はこちらを使って太巻きを

作ってみました。

 

マジック太巻き寿司型です!

 

はじめに酢めしを半分くらいつめて

好きな具材を入れ、上から酢めしを

ケースいっぱいまで詰めます。

あとは、ふたをしてキュキュっとポン

 

海苔をまいたら出来上がり!

なんのコツもいりませーん(笑)

 

これならお子さんでもカンタンに

作れるので好きな具材を用意して

一緒に作ったら楽しいですよね😊

 

握り寿司型もあるので、ひな祭りや

こどもの日にお寿司パーティは

いかがですか?

 

まだ寒い日が続いてますが

築地、浅草にお越しの際は

ぜひお立ち寄りくださーい

 

寒の入り「小寒」

寒の入り「小寒」

 

あけましておめでとうございます。

新しい年がはじまりました。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

毎年、年末の忘年会そしてお正月と

ひたすら食べているような…

休みでしたが胃腸はフル回転です。

 

さて、1月5日から19日までは

「小寒(しょうかん)」となります。

「寒の入り」といわれ、

これから更に寒さがいっそう

厳しくなります。

この日から節分までを「寒の内」

といい、寒が明けると「立春」

となります。

 

年末年始は天気が荒れてましたから、

まだ寒さは本番ではないの!?

と思ってしまいます。

予報でも寒くなるので暖かい服装を

と言っていましたね。

 

この時期にはいろいろな行事があります。

 

1月7日は「人日(じんじつ)の節句」

七草の粥を食べて、一年の豊作と

無病息災を願います。

正月の食べ疲れをいたわってくれます。

 

11日は「鏡開き」

年神様に供えた鏡餅をお下がり

としていただきます。

お雑煮やおしるこなどにして食べ、

家族の無病息災を願う行事で、

一般的には11日に行います。

 

15日は「小正月」

松の内に忙しく働いた女性をねぎらう

意味で「女正月」とも言われます。

鏡開きの餅をいれた小豆粥を食べ、

無病息災と五穀豊穣を願います。

 

お雑煮やおしるこなど、

1月はお餅を食べることが多いですね。

お餅はもともと正月や祝い事などの

「ハレの日」の特別なもの。

日本人の行事にはかかせない食べ物です。

 

いろいろ食べ方がありますが、

私は醤油をつけて海苔を巻く磯辺が好きです。

 

 

昔、友だちの家にいったときに

砂糖醤油で出てきたことがあり、

とてもびっくりしました。

祖母は新潟の出なのですが、

そちらはザラメと醤油だそうです。

他にも納豆餅、きな粉餅、くるみ餅など

地域で食べ方や好みがあるみたいですね。

 

焼き網でお餅を焼くのは

ちょっとした楽しみでもあります。

だんだとふくらみ、

焦げ目がついてくる。

ここにも焦げをつけたいからと

場所をかえたり、ひっくりかえしたり。

 

 

ぽんぽこりんになったお餅をみながら、

もういいかなと思うけど、

われてぷくっとふくらむのを

見とどけてしまいます。

油断すると網にくっついてしまい

大変なんですけどね。

某CMで(パンですけど)焼き上がりを

ちょっとわくわくしながら

まだまだと待っている気持ちは

よくわかります。

 

そのあと海苔を炙り、いただきます。

 

常陸屋で人気の

このセラミック焼き網は

お餅や海苔だけでなく、

パンもおいしくトーストできますよ!

遠赤外線の効果で外は香ばしく、

中はふっくらしっとりと焼き上がります。

 

まだまだ寒い日が続きますので、

体に気をつけておすごしください。

無病息災を願う「冬至」

無病息災を願う「冬至」

こんにちは。

12月も半ばを過ぎて

今年もいよいよ押し迫り、

なんとなく気忙しくなってきました。

年賀状の準備に大掃除におせちの準備、

毎年余裕をもって始めようと思うんですが

毎年思うだけです(笑)。

 

さて12月22日は二十四節気の

「冬至」。

暦の上ではちょうど冬の真ん中に位置し、

一年のうちで最も昼が短く夜が長い日です。

 

冬至には「ん」の付くものを食べると

縁起がいいとされています。

これは「運盛り」と呼ばれ「運」を

呼び込めると言われています。

とくににんじん、だいこん、れんこん、

いんげん、ぎんなん、きんかん、うどん、

かんてん、など「ん」が2回付く食べ物は

「運重ね」と言われ、

運が二倍呼び込めるとされています。

 

その中でも冬至といえばなんといっても

「かぼちゃ(なんきん)」ですね。

 

かぼちゃの異名「南京」は陰(北)から

陽(南)へ向かう事も意味しているため、

縁起が良いとされていました。

 

かぼちゃの旬は夏ですが、

長期保存がきき

ビタミンAやカロチンなどが豊富で、

冬に栄養を摂るのに最適な食材です。

 

特に今年はかぼちゃが豊作で

近年まれにみる安さだそうです。

確かに、私も安くて立派なかぼちゃを見ると

手に取らずにはいられませんでした!

 

かぼちゃだけの煮物も好きですが

私はこの「かぼちゃのいとこ煮」が

大好きでよく作ります。

小豆の赤は太陽を意味する魔除けの色で

冬至に食べると厄払いの意味をします。

 

冬至は冬の寒さが最も厳しい時期です。

かぼちゃを食べてゆず湯に入り、

身を清めて体を温め栄養をつける。

無病息災を願う先人たちの知恵ですね。

 

まだまだ寒さが厳しくなって参ります。

みなさまも年末年始に向け、

お体には十分お気をつけて

良いお年をお迎えくださいませ。