2018年6月8日
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6月6日「芒種」、6月11日「入梅」と包丁研ぎ
6月6日「芒種」、6月11日「入梅」と包丁研ぎ
こんにちは、研ぎ師です。
今回も包丁研ぎのはなしです。
暑かったり、涼しかったり、
なんだか不安定なお天気が続きますね。
春から夏に変わりゆくこの時期は、
体調も不安定になりがちです。
6月6日は、二十四節気では「芒種」と言い、
芒とは、稲・麦などの穀物の実の先端にある
針状の突起のことを芒(のぎ)と言うのですが、
稲・麦など芒をもつ穀物の種をまく時期の事。
そして「入梅」の6月11日は、梅の実が黄色く色付き、
梅雨に入る頃を示します。
今年は、各地で例年より大幅に早い
梅雨入りとなりましたね。
こんな時期こそ、よく切れる包丁で気持ちよくお料理して、
おいしいものを食べて元気に過ごしたいもの。
皆さんは、三徳包丁でキャベツを半分に切ったとき、
切り終わる手前で中心がずれて、
きれいに半分にならなかった事がありませんか。
左右同じように研ぎをしていないと、
刃が中心よりずれてしまっているので、
まっすぐ切ったつもりでも、
芯の硬い所に刃が入ったときに曲って切れてしまいます。
大きな物を真っ二つに切る包丁は、
左右対称になるように、
左右それぞれ同じ時間をかけて研いでください。
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